2008年09月26日

クロアチア

9月の始めに1週間、クロアチアのドブロブニクで夏休みを過ごした。

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初日はロンドン経由でウィーンに1泊し、翌日ドブロブニクに入り4泊、再びウィーンに戻って1泊し、ロンドン経由で帰国というかなり無駄なフライトの多い旅だった。

半日ずつしかいられなかったウィーンでの観光は、シュテファン大聖堂あたりしか楽しめなかったが、旧市街の古い町並みや建物は魅力的だ。プラハに比べるとやや雑然とした印象だが、西側資本主義の毒々しさはそれほど感じられない落ち着いた街である。夜遅くなるとうるさい若者が増えてきて鬱陶しかった。ウィーンミッテ駅近くの書店に入るとドイツらしい文具が揃っていて、見ているだけでも楽しい。

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ウィーンからドブロブニクへは飛行機で1時間半位で、時差なしである。ドブロブニク空港に着いても田舎で周囲には何もない。そこからシャトルバスで旧市街に向かうと、海沿いの山道から絶壁の下の青い海や島々、そして城壁に囲まれたドブロブニク旧市街が見えてくる。

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ドブロブニクは観光以外は漁業や農業くらいしか主要産業がなさそうであるが、ヨーロッパ中から観光客を集めており、ピレ門から旧市街に入ると人でごった返している。この時期、昼間は日差しが強く暑い。30℃以上。アイスの店がそこら中にあり、とりあえず美味い。アイス店の女の子は、英語、フランス語、クロアチア語など3〜5ヶ国語は平気で使い分けて話している。ミネラルウォーターのペットボトルは必須。物価は日本と同程度に高い。観光客はほとんどヨーロッパ人で、アメリカ人もあまり見ない気がした。アジア人は少なく日本人をちらほら見かける程度。ここはドイツやフランスに近くバカンスに手頃なのだ。

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旧市街の見どころは、ほとんど土産物店だが中世の趣のある街並、踏みならされてツルツルピカピカになった大理石の石畳、カトリックの教会や修道院、正教会にシナゴーグ、旧港、城壁の上を一周する散歩など。

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人が少なく涼しい朝のうちに観光を済ませて、午後は暑いのでカフェでのんびり、夕方からまた観光するのがよい。夜は普通の店も8時〜9時など遅くまでやっており、飲食店は深夜までやっているようだ。観光シーズンはとことん働いて、その他の季節は遊んでいるらしい。食事は生ガキやムール貝、リゾットなど素材を活かしたシーフード料理がなんといっても美味しい。イタリア料理など料理の技術はそこそこといったところだ。安く済ますなら、地元のスーパーでパンとソーセージなどを買っても悪くない。

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旧市街を2日くらい歩き回ったあと、3日目は30分毎に船が出ている近場のロクルム島を訪れた。島の周囲はビーチになっており、深い青色の海は水が冷たくて気持ちいい。ビーチと言っても砂浜ではなく岩場なのだが、シャワーもあり快適である。島の端にはヌーディストビーチもある。

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4日目はドブロブニクを離れて日帰りバスツアーで、ヘルツェゴビナのモスタルを訪れた。英語とフランス語を話すバスガイドの同乗するバスに乗って4時間かけてモスタルに向かい、3時間現地に滞在して、また4時間かけてバスでドブロブニクに戻る。現地では1時間半現地ガイドが付いて、フリータイムは1時間半。スケジュールがきついのが残念である。

クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ国境には検問はあるが、ツアーゆえかパスポートも見せずにバスで素通りした。バス旅もクロアチアではアドリア海、ヘルツェゴビナに入ってもネレトバ川にそって内陸の山や畑の景色を楽しんでいるとあっという間だった。

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内陸のモスタルはドブロブニクよりさらにじりじりするような暑さだ。旧市街にはトルコ風の雑貨店が並び、全体的にヨーロッパっぽくない雰囲気が漂っている。ネレトバ川にかかるスターリモスト(古い橋)が町のシンボルで、橋を渡ってモスクやトルコ風の家に連れられる。現地ガイドから解散後、昼食にパンに肉とタマネギをはさんだチェバプチチという手頃な食べ物を食べて、ずらっと観光バスの並んだバスターミナルに戻ると自由時間はほとんどなくなった。ここはペットボトルの水もドブロブニクの半分以下の値段だ。お店や道端で見るムスリムの大半は、服装など外見ではクロアチア人と区別がつかない。言葉もほぼ同じはずである。観光ルートの外には瓦礫の様な廃墟が見られ、戦争の傷跡を物語っていた。物乞いが沢山いるのには閉口する。

次の日の午後に再びウィーンに出発、ウィーンでは夕飯をとったくらいで、翌朝にはロンドン経由で帰国の路についた。

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posted by mit at 18:50| Comment(0) | travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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